古代もちつき体験 2009.1.3 県立考古学博物館
2009年 01月 04日
緑米
どんぐり
くるみ
いちょうの実
キビもち
新年イベントの「古代もちつき」に参加した。約2000年前の弥生時代中期にワープしてキビ餅や緑米による餅つきを体験しようとするものだ。
遺跡から出土したもみ殻から再生産した緑米を利用し、キビなどの穀物を混ぜて餅にするが、これがなかなか美味しい。玄米の形状が一部残って小豆餅のようにみえる。弥生後期にはカマドも普及していたことが判っているので、古代人もおそらく現在に近い食感を味わっていたことだろう。
またクヌギの実(どんぐり)を一時間ほど煮込んだものを食べた。アクが少し残っていたが、栗の食感そのままで十分食せる。擬似古代体験だった。
なお、県立考古学博物館に隣接して東日本最大級の甲斐銚子塚古墳附丸山古墳があり、かってこの地に豪族が大きな勢力を持っていたことが知られる。
by kousyuusai | 2009-01-04 20:41 | 祭り・伝統芸能